【ロックギターの始め方】エレキギターの音づくりのキモ~歪み~

Blog

【ロックギターの始め方】エレキギターの音づくりのキモ~歪み~

NEKOYOKU
NEKOYOKU

「ギターとアンプ買ったんだけど、なんか良い音じゃない気がするな。使い方間違ってるのかな?そもそも良い音ってどんなんだろう?」っていう迷える初心者にエレキギターの音作りの基本を解説するぞ。

この記事の内容:

  • 「良い音」は人による。どんな音かイメージしてみる。
  • エレキギターの音作りのコアは「歪み成分」
  • 色々ある「歪み」
  • 歪ませすぎ問題

筆者について

小学校5年に最初のギターで血マメを作って以来、独学で30年位ギターを趣味として楽しんでる、おっさんギタリストだ。多くの人にギターの楽しさを味わってもらいたいと思ってる。

「良い音」は人による。どんな音かイメージしてみる。

一口に良い音といっても千差万別。自分がギターで出したい音をイメージしてみよう。出したい音は、そのまま演りたい音楽と重なってくる。ジャズやフュージョン、J-POP、ロック、パンク、メタルなど好きなジャンルのギターの音をイメージしてみて欲しい。

一般的にジャズはギター本来の音をあまりいじらない。生音を単にアンプで音量をあげている感じ。演奏の上手い下手がダイレクトに出る、嘘のつけないプリミティブな音である。一方、フュージョン、ロック、パンク、メタルは、音作りのコアの部分は似ている。ロックギターにはもちろん歪みギターは不可欠だ。

音作りのコアは「歪(ひず)み成分」

ずばり、エレキギターの音色を左右するのはどれだけ(音が)「歪(ひず)んで」いるかなのである。日常生活で「歪み」という言葉を使うことがどれだけあるだろうか、それほどないだろう。ところが、ギター業界ではよく聞く単語なのだ。

まあ、言葉では少し伝わらないと思うので、同じEのコードを歪み具合を変えて弾いてみた。歪みの深さによって、「クリーン」「クランチ」「ファズ」「ディストーション」「ハイゲイン」と名付けてみた。

「クリーン」

「クランチ」

「ファズ」

「ディストーション」

どうだろう?好みの音色があっただろうか?

色々ある「歪み」

「歪み」の作り方であるが、大きく分けて2通りある。アンプで歪ませる方法とエフェクターで歪ませる方法だ。

その① アンプで歪ませる方法

一般的なギターアンプには「ゲイン(Gain)」と呼ばれるノブがある。これを上げれば、上げる程音が歪んでゆく。「ゲイン」では音の大きさは変わらない。音の大きさは「ヴォリューム(Volume)」で調整する。

アンプで歪ませると非常にガッツのある音になる。弾いていて気持ちの良いパワーのある音だ。但し、やはりそれなりの大音量でないと弾き難いかもしれない。スタジオで大音量でどうぞ。

 

その② エフェクターで歪ませる方法

音を歪ませるエフェクターは各社から色々と出ている。オーバードライブ、ディストーションなどと言われることが多い。軽くドライブがかかるものから滅茶苦茶歪むものまで、数千円から数万円するものまである。その中でも定番と呼ばれる名機もある。

歪ませすぎ問題

歪ませると迫力がでるので、特に初心者は歪ませすぎる。あまり歪ませすぎると芯の無い音になりがち。一人で弾いているときにはすごく良い音なんだが、バンドで合わせたら全然聞こえないというのはよくあることだ。

また、歪ませれば歪ませるほどギターからのノイズが大きくなる。初心者のうちは、ノイズをコントロールするところまで手が回らないと思うので、ノイズだらけで何を弾いているか分けわからんということになりがち。

アンプにしろエフェクターにしろ、メタルを演るにしても、歪み加減(Gain)は10が全開としたら5-6位に抑えた方が総合的に良い音になる。

NEKOYOKU
NEKOYOKU

自分のアンプやエフェクターを色々といじって、自分の気持ち良い歪みサウンドを追求してくれ。

 

ではまた。

コメント