【ロックギターの始め方】スリーコードマジック~開放弦で出来ること~
NEKOYOKU
よく「3コードのロックンロール」とか聞くけど、「 それってなに?初心者でもできる?どうやって楽しむの?」 という初心者の疑問に答えよう。
この記事の内容:
素晴らしい3コードの世界
初心者にはA, D, Eがおすすめ
“Born This Way”が弾けるぞ
筆者は、小学校5年に最初のギターで血マメを作って以来、 独学で30年位ギターを趣味として楽しんでる、 おっさんギタリストだ。 多くの人にギターの楽しさを味わってもらいたいと思ってる。
素晴らしい3コードの世界
3コード(スリーコード)とはその名の通り、3種類のコード( 和音)のことだ。楽曲らしさを出すための基本的な構成と言える。 スリーコードで作られている曲はそれこそ数えきれない程存在して いて、特に初期のロック(ロックンロール)やブルース( ほとんどスリーコードだ)にはお決まりの進行だ。 なぜかこのスリーコードだけで、まとまりのある曲になるのだ。
組合せはいくつかあるが、典型的なのが、ルートコード( Iという)、サブドミナントコード(IVという) とドミナントコード(Vという)の組み合わせだ。 少し専門的かもしれないが、 キーをAとした場合のスリーコードはA、D、E(E7)となる。
このスリーコードには、ブルース進行(または12小節ブルース, “12 Bar Blues”)という歴史的なコード進行があって、 以下のようなものだ。キーはAで考えている。
A->D->A->A->D->D->A->A->E7->D- >A->E7
殆どのブルースはこの換骨奪胎だ。 筆者が簡単に作ったコード音源もあげておく。
https://nekoyoku.com/wp-content/uploads/2020/10/Blues_A.mp3
<Key A Blues>
初心者にはA, D, Eがおすすめ
ギターでのスリーコードは、キーがA、キーがEが多くなる。 開放弦を絡ませるとやりやすいからだ。そのうち、 キーをAにすると、A, DとEの組み合わせとなり、ルート音は全部開放弦で対応できる。 多分ギターを買ってきたその日に出来ると思う( チューニングちゃんとやってね)。尚、「開放」とは、 なにも押さえずに弦をはじくことだ。
A音:5弦開放
D音:4弦開放
E音:6弦開放
“Born This Way”が弾けるぞ
本当はちょっとトリッキーなんだが、Born This Wayもスリーコードだ。パターンは、Eを4回、Dを4回、Aを8回だ。 これをリズムに乗って繰り返してくれ。それが”Born This Way”の基本進行だ(オリジナルは多分キーが違うが)。 単純なコード進行でも名曲が作れる証明でもある。筆者がやってみた。 よければ聞いてくれ。
https://nekoyoku.com/wp-content/uploads/2020/10/Born.mp3
NEKOYOKU
今日は、すごく基本的なスリーコードを紹介した。 原始的な進行であるが故に奥がめちゃくちゃ深い。 スリーコードブルース進行でのギターアドリブができるようになれば、最高に楽しい ぞ。Aのブルース進行でちょっとやってみた。聞いてみてくれ。
ではまた。
https://nekoyoku.com/wp-content/uploads/2020/10/Blues_A_G.mp3
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