
ギターを始めたいと思っているが「どの位難しい?弾けるようになるにはどうすればいい?音楽の知識ないけど?」と思って躊躇してる人も多いと思う。
そんな疑問にずばり答えていくぞ。
この記事の内容:
- ギター習得の難しさの程度
- 主な習得方法について
- 音楽の知識はなくてオーケー
- おすすめスケジュール
筆者は、小学校5年に最初のギターで血マメを作って以来、独学で30年位ギターを趣味として楽しんでる。多くの人にギターの楽しさを味わってもらいたい。
ギター習得の難しさの程度
1割しか残らない
某超有名ギターメーカーのマーケティング調査によれば、ギターを購入した人の約9割が挫折しているとのこと。趣味としては王道のイメージのギターだが、実際に弾きこなせるまでに到達する人はすくない。あなたの周りでもギターを弾ける人ってそんなに多くはないのでは?
だからこそ特技になる
逆に言えばだからこそ特技となる。ギターを弾けることで注目を集めたり、尊敬されることは意外と多い。ちょっとした機会に披露することであなたの株は爆上がり。但し、これも意外かもしれないが、異性にはモテない。同性にはモテる。
最初の壁が大きい
やはり9割の人が挫折するだけあってギターを買ったその日から弾けることは無い。これまでどんなギターの天才でもそれはない。自転車と同じで、乗りこなすには訓練が必要なのだ。単音でさえ最初はきれいに弾けないだろう。だが、自転車と同じで一度コツを掴めば、一生忘れない。そのためには、最初に短期間で集中して基礎練習することが何よりも重要だ。
主な習得方法について
独学でも充分可能
筆者がギターを手にしたころ、ギター教室なんてハイソなものは周りになかった。特に田舎ではギターを買うのでさえ大変な状況だった。教則本を穴のあくほどみながら、みんな独学で練習した。今をときめくトップミュージシャンも独学で習得した人の方が多いと思う。もちろん独学でも充分習得できる。
メリット・デメリット
- メリットは自分のペースで安価に取り組めること。
- デメリットは、やはり上達に時間がかかることと、フォームなどが自己流になり後々困ることがあることだ。
ポイント
良い教則本が重要だ。おすすめはコレ。著者は筆者が学生のころからギターを教えていると思う。素晴らしいプレイヤーでもある。
できる DVDとCDでゼロからはじめる エレキギター超入門
リットーミュージック

また、Amazon Kindle Unlimitedに入れば、沢山のギター教則本が電子書籍で閲覧できるのでまじでおすすめ。
スクールで仲間も増える
前述のとおり、陰キャな筆者はスクールにいったことがないが、いったことのある知り合いはとても上達が早い。特にギターの持ち方などの基礎部分や初心者殺しのFコードなど丁寧に教わっていた。時間とお金に余裕があれば一番合理的な始め方で、且つモチベーションも保ちやすいだろう。
メリット・デメリット
- なんといってもプロの講師に教わるので、間違いがない。基礎がきちんと身につく。分からないこともきく事ができる。また、スタジオが教室になるので、プロ用のアンプなどの機材に初心者のうちから触れられるのは楽しい。
- 一方、レッスンに通わなければならないことが一番のデメリット。車が使えればまだいいが、ギターを持って満員電車に乗るのは苦痛でしかない。
ポイント
ずばり通いやすさだろう。歯医者と同じだ。自宅そばに良いスクールがないか確認してみよう。個人で開講しているところよりは、楽器店が主宰しているスクールの方が最初は入りやすいだろう。月謝はいろいろあるが大体1万円位のところが多い。
両方の良いところがオンライン
最近とてもに増えているのが、オンライン形式のスクールだ。パソコンかタブレットが必須ではあるが、所謂リモートでレッスンが受けられる極めて今日的な形式だ。もちろん対面程の分かりやすさはないにしても、独学に比べれば雲泥のわかりやすさだろう。いま一番のおすすめだ。受講費用も対面式スクールよりも安い。まずは体験入学がおすすめだ。

今度実際に体験してみようと思う。レポートをあげるぞ。
音楽知識はなくてオーケー
楽譜の読めないプロも沢山いる
楽譜が読めないプロも沢山いる。筆者も初見では読めないが、ギターを弾くにはなんの問題もないぞ。楽譜に代わる素晴らしいシステムがある、それが「コード譜」と「タブ譜」だ。
ギター独自のコードダイアグラム、タブ譜があるのでオッケー
「コード(Chord)」とは和音のことだ。「ドミソ」とか「レファラ」ってやつ、覚えてるかな?ギターの指版を上からみた形で絵で押さえるところを表したのが「コードダイアグラム」だ。こんな形をしている。
これはCというコードだ。ギターのフレットを上からみた感じだ。横に6弦あって押さえるフレットが黒丸であらわされている。
「タブ譜」とはギターやベースなどの弦楽器独特の譜面で、線が6本引いてあり、音符の代わりに数字が書いてある。この6本の線がそれぞれギターの弦を表していて、数字はフレットを表している。つまりどの弦の何フレットを押さえるか簡単にわかるといういうことだ。
一般的にギター用のスコア(楽譜集)にはこのタブ譜がついている。これで一つずつ音を確認してゆけば弾けるようになるってことだ。簡単そうだろ?
セッションミュージシャンになるには読めた方がいいぞ
ただし将来はセッションミュージシャンとしてかつやくしたいと考えているあなた。必ず楽譜は読めるようにすべし。そうしないと仕事がない。そういうあなたは必ず音楽教室にいくのだ。
筆者の場合
筆者の場合、最初のギターは確か5,000円位のフォークギターだった。弦高が2cm位あるいまから考えれば酷いギターだったのだが、それでも独学で一生懸命弾いていた。時代もあったが、定番の「Smoke On the Water」の最初のリフを血マメができるまで練習した。リフ自体は多分3週間くらいで弾けるようになった。中学生になった夏休み、陰キャな筆者は文字通り夏休み中ギターを練習した。その1カ月の集中特訓で飛躍的にうまくなったと思う。80年代だったので、ハードロック、ヘビーメタルが中心だったが、このジャンルは速弾きなどを含め、好き嫌いはともかく初心者が基礎を身に着けるには丁度良かった。
その後、さまざまなジャンルを弾きながらいまに至る。今は、3コードを流しながら下手なブルースアドリブをするのが何よりも楽しい。3時間はやってられる。創造的な時間である。

とにかく、始めのうちに短期間に集中して基礎をやってしまうことが重要だと思う。
おすすめスケジュール

何度も言うが自転車と同じで、最初にコツをつかみ弾けるようになれば、生涯忘れることはない。1割の弾ける人になろう。
ではまた。
コメント