ようこそ、NEKOYOKUです。このシリーズは、すでに半世紀を生きてしまっている私が、これまでショックを受けたレコードやCDを紹介するコーナー(になる予定)。古今東西の音楽を紹介、是非みなさんにもショックを受けてもらいたい。尚、この記事の内容はすべて個人の感想と思い込みでできている。資料的価値は他の偉い方の研究をみてくれ。
栄えある第1回は、恐れ多くもビートルズ。
本日のエントリー
アルバムタイトル:The Beatles (ホワイトアルバム)
アーティスト;The Beatles
ジャンル;ロック・サイケ・フォーク・アシッド・前衛
作品概要
1968年発表。第9作目のスタジオアルバム。前作のサージェントペパーズがコンセプトアルバムとして全体の統一感がちびるほど凄かった。それに比べ散漫なアルバムと言われる事もあるが、4人の個性が詰まったアルバム。特にジョン・レノンの突き抜けっぷりが凄い、やっぱりちびる。
感想
メンバーの自己主張が強く表れてる。但し、皆モチベーションが高い。また、アルバム全体の統一されたトーンがある。一言で言えば陰キャな作品。中学時代、部活もせず友達もなく、家に帰ってきて日が暮れて行くのを見ながら何度も聴いていた(くれーな、オイ)。
トラウマポイント
何と言ってもレノンの曲が充実している。レノンの曲だけ(Revolution No. 9は除く)聴いていても良い。
Disc 1
M-2 Dear Prudence
全編を通して妖しいギターアルペジオが素晴らしい。このアルペジオパターンは、一度覚えれば一生モノ。レノンぺジオと名付けよう。いつかその弾き方の記事も書くつもり。
M-3 Glass Onion
前の曲から間髪入れずに入ってくるやはりレノンの曲。歌詞が意味深。こんなありふれたコード進行なのに、レノンにかかると焦燥感の塊になる。最後の方の”Oh Yeah!!!”で震える。
M-8 Happiness is A Warm Gun
途中の変拍子が冴え渡る。今考えると相当ブルースっぽい。最初のバース部分でまたしてもレノンペジオが炸裂。
M-10 I’m so tired
まじで疲れた時にオススメ。”Give you everything I’ve got for a little peace of mind”の咆哮に慄け!
M-17 Julia
レノンアルペジオの完成形。結構難しい。レノンって結構ギター上手いと思う。何度も録音し直してそう。途中の転調とまた戻ってゆくところが絶妙!
Disc 2
M-2 Yer Blues
これもギターイカしてる。キメのフレーズの見事なこと。
M-5 Sexy Sadie
コード進行がヤバすぎる。キーが行ったり来たりするところが憎い。このコード進行を借りた曲は古今東西たくさんある気がする。ホントどうやってこんな進行を思いついたのか。。。
M-8 Revolution 1
シングルのRevolutionの方が好き。最後の”All Right!!”でチビる。
M-12 Revolution 9
最近は普通に聴ける。作ってる方は楽しい典型。
トラウマ度:★★★★★
こんな人にオススメ
アーティスト、アーティストになりたい人、アーティストになりたい人に憧れている人、暗い人、陰キャ、芸術至上主義、若年寄、長髪、ヒッピー(いるか?)、サイケ。
じゃまた。
NEKOYOKU
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