【ロックギターの始め方】スリーコードマジック~開放弦で出来ること~

Blog

 

【ロックギターの始め方】スリーコードマジック~開放弦で出来ること~

NEKOYOKU
NEKOYOKU

よく「3コードのロックンロール」とか聞くけど、「それってなに?初心者でもできる?どうやって楽しむの?」という初心者の疑問に答えよう。

この記事の内容:

  • 素晴らしい3コードの世界
  • 初心者にはA, D, Eがおすすめ
  • “Born This Way”が弾けるぞ

筆者は、小学校5年に最初のギターで血マメを作って以来、独学で30年位ギターを趣味として楽しんでる、おっさんギタリストだ。多くの人にギターの楽しさを味わってもらいたいと思ってる。

素晴らしい3コードの世界

3コード(スリーコード)とはその名の通り、3種類のコード(和音)のことだ。楽曲らしさを出すための基本的な構成と言える。スリーコードで作られている曲はそれこそ数えきれない程存在していて、特に初期のロック(ロックンロール)やブルース(ほとんどスリーコードだ)にはお決まりの進行だ。なぜかこのスリーコードだけで、まとまりのある曲になるのだ。

組合せはいくつかあるが、典型的なのが、ルートコード(Iという)、サブドミナントコード(IVという)とドミナントコード(Vという)の組み合わせだ。少し専門的かもしれないが、キーをAとした場合のスリーコードはA、D、E(E7)となる。

このスリーコードには、ブルース進行(または12小節ブルース, “12 Bar Blues”)という歴史的なコード進行があって、以下のようなものだ。キーはAで考えている。

A->D->A->A->D->D->A->A->E7->D->A->E7

殆どのブルースはこの換骨奪胎だ。筆者が簡単に作ったコード音源もあげておく。

<Key A Blues>

初心者にはA, D, Eがおすすめ

ギターでのスリーコードは、キーがA、キーがEが多くなる。開放弦を絡ませるとやりやすいからだ。そのうち、キーをAにすると、A, DとEの組み合わせとなり、ルート音は全部開放弦で対応できる。多分ギターを買ってきたその日に出来ると思う(チューニングちゃんとやってね)。尚、「開放」とは、なにも押さえずに弦をはじくことだ。

A音:5弦開放
D音:4弦開放
E音:6弦開放

“Born This Way”が弾けるぞ

本当はちょっとトリッキーなんだが、Born This Wayもスリーコードだ。パターンは、Eを4回、Dを4回、Aを8回だ。これをリズムに乗って繰り返してくれ。それが”Born This Way”の基本進行だ(オリジナルは多分キーが違うが)。単純なコード進行でも名曲が作れる証明でもある。筆者がやってみた。 よければ聞いてくれ。

 

NEKOYOKU
NEKOYOKU

今日は、すごく基本的なスリーコードを紹介した。原始的な進行であるが故に奥がめちゃくちゃ深い。スリーコードブルース進行でのギターアドリブができるようになれば、最高に楽しいぞ。Aのブルース進行でちょっとやってみた。聞いてみてくれ。

 

ではまた。

コメント

  1. […] 【初心者向け】エレキギターのはじめ方~スリーコードで出来ること~ […]

  2. […] 【初心者向け】エレキギターのはじめ方~スリーコードで出来ること~ エレキギターのはじめ方~スリーコードで出来ること~ NEKOYOKU よく「3コードのロックンロール」とか聞くけど、 […]